清水整形外科医院

腰痛について
キネシオテープの効果
従来、間接疾患、筋肉疾患の治療は、鎮痛剤、注射、リハビリテーション等が行われているのが一般的です。しかし、それらの治療法でも効果が得られない場合が多くあります。

キネシオテープは筋肉のバランスを整え、筋トーヌスを制御することで痛みを緩和させる治療法です。
テープ自体に痛み止めが含まれているわけではなくまたテープを引っ張って固定するのではなく患部に置くだけで痛みがとれたり、固定された感覚が得られます。
従来のテーピングとは異なり発想を90°転換した画期的な治療法でテープによるカブレ以外は副作用もなく、特に足間接捻挫やギックリ腰にはクライオ(冷凍)治療を併用することで驚くべき効果が得られます。

ギックリ腰
ギックリ腰の原因には 、

1.腰部の筋肉の部分的な断裂
2.椎間関節のズレ

という2つが考えられます。

ギックリ腰はドイツ語でHexensub (ヘキセンシュス)といい訳すと「魔女の一突き」といいます。体験した人にしかわりませんが、まさに激痛でその場でうずくまってしまい寝返りも出来ない状態です。困ったことは1回すると同じところで障害がおきて何回も繰り返すことです。そして、椎間板ヘルニアに移行していくというパターンが多いのです。 どうしておこるかはいまだに不明ですが、概しておこす数日前から腰に負担がかかっていたとか急激に中腰で物を持ち上げたためというのが多いです。 治療は鎮痛剤、シップ、コルセット、ひどい時はブロック注射などをして安静を保つことが一般的ですがこれですぐに痛みが治まればいいのですが半分以上は数日間痛みのため何もできず会社にも行けないのが現状です。 当院のギックリ腰の治療はクライオ療法といって腰を冷却し、キネシオテープを腰に貼ります。だいたいのギックリ腰はこれですぐに動けるようになりますが何回も繰り返したり、椎間板ヘルニアになりそうな患者さんはブロック注射をします。キネシオテープは今までのテーピングのように患部を固定させるものではありません。いわゆる筋肉の補助ですが皮膚を持ち上げることで患部の炎症を和らげリンパ液の流れをよくし、浮腫を緩和させる効果があります。テープ自体に痛み止めが入ってるわけでもありませんが独特の貼り方で痛みがなくなります。やっとの思いで診療所を来院し、治療が終わると同時にどうしてこんなに楽になってしまうのかという患者さんの声を聞くとこちらもうれしくなります 。テープでかぶれる人でなければ副作用もなく痛みもないキネシオテープの効果を体験してみてください。

キネシオテーピングの例 1

1.ギックリ腰で来院されました


2.クライオで冷やし、キネシオテープで治療したところ


3.テーピング後、疼痛と姿勢が改善された

キネシオテーピングの例 2

1.治療前の腰痛による側彎(そくわん)があります


2.キネシオテープとクライオによる治療で側彎が改善

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更新日:2023-11-24

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